ヒロ君の保育所の発表会がありました。
ヒロ君が何かやるわけではないけど、他の子に混じって、衣装に着替えさせられ、
運ばれて出てきたって感じの発表会でしたが、思うことがありました。

他の子は立って歩いていたり、お座りしていたりしてましたが、ヒロ君は一人先生が付いてだっこしてくれていました。
先生一人を占領してしまっているので他の子の世話が大変そうでした。
「申し訳ない」と「ありがたい」と思いました。
散々色々なことを考えて落ち込んできたので、今更他の子と比べて落ち込むことはありません。
今のところヒロ君が何か出来たわけではなかったから、マー君の時ほどは感動はありませんでした。

ただ、この1年でだいぶ状況と自分の気持ちの変化があったと思いました。
まさか職場復帰し、こうして保育所にヒロ君を預けられるなんて告知後は思っていなかったから・・・
意外となんとかここまでこれたんだなぁと思いました。

仕事が始まってヒロ君のいる生活が私の普通になってきています。
ネットやブログ、親の会などがなかったらここまで回復できなかったと思います。
時間に追われる生活になり、最近は少し色々なものに頼らなくても生活が送れるようになりました。
職場でも「明るいから障害児がいるように見えない」と言われました。
今の私にとって、とても嬉しい褒め言葉でした。

今後また何か困難にぶち当たっても大丈夫なように、ずーっとずっと明るく楽しく生活を送れるように、今のうちにヒロ君への愛情・家族の絆を深めていきたいと思います。
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私のおばあちゃんの弟の子供に兄・妹がいます。
妹は交通事故で知的障害になってしまいました。
おばあちゃんの弟は遺産相続でかなりのお金持ちでした。
知的障害の妹を連れて海外旅行ばかり行っていました。

おばあちゃんの弟夫婦が亡くなり、兄妹ももう50代です。
兄は妹を理由に結婚がなくなったりしました。
最近、その妹をかかえ、兄は病気になってしまい動けない状態になってしまいました。
それでも妹と二人で自宅で暮らしています。
へたにお金がありボンボンに育ってしまったので、行政を頼ったり、施設などネットで調べたりしません。
時代もあったかもしれないけど、親も海外旅行ばかり行ってないで妹の自立や施設等を調べたりできなかったのかと思ってしまいます。
伯父さんちみたくならないように、マー君やヒロ君が悲惨な人生にならないように、親である私ができる限りのことはしてあげたいと思いました。

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2011-12-11 22:48 | 1歳 | COM(0) | TB(0) |
プロフィール

OOちゃん

Author:OOちゃん
2010/11/17ダウン症の息子をもって自分の気持ちの変化を書きたくて、ブログ始めました。

出産直後は普通ではない子を産んでしまったと、かなり落ち込み、障害という未知の世界に不安を感じ、闇の中にいるようでした。
当時は元気になんかなれないと思っていました。

他人と比べない。
周りとうまくやるには、自分は世の中の「普通」ではない少数派なんだと自覚をする。
幸か不幸かは誰にどう思われようと自分の心次第。

上記を考えるようになって段々と心が回復し、3年後には障害のある子がいる生活が私の普通になりました。
心が鍛えられたせいか、ちょっとのことでは動じなくなり、落ち込まなくなりました。

今はとても楽しく生活しています。

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